IAVI紹介

事業概要

設立目的

さまざまな制約を持つ障害者が社会の中で自立するためには、多くの労力と時間をかけて実施する教育が不可欠です。
そのためには、まず推進役となるリーダーの育成が必要となります。
IAVI奨学制度は、教育環境・就労機会に恵まれない国々の若い視覚障害者に日本で勉学する機会を提供し、経済的自立を可能にする職業としての理療(あん摩・マッサージ・指圧、鍼・灸)の施術技能やコンピュータを活用したIT技術などを習得してもらうことを目的にしています。
また、日本の視覚障害者の状況や福祉政策を学び、留学終了後に自国の障害者福祉を高め、指導者として活躍できる人材を育成することを協会の事業の大きな柱としています。

協会のあゆみ

1971年留学中の視覚障害者4人(台湾2人、韓国、香港)が、国際盲人クラブ(International Club of the Blind=ICB)を発足させる。
1976年、初めての援助活動として、韓国からの自費留学生を支援。1981年「ICB奨学制度」を創設し、1982年からほぼ毎年、留学生を受け入れる。1993年1月、留学生の滞在拠点「KF会館」(現「舟橋記念会館」)を完成。同年2月、団体の名称を「国際視覚障害者援護協会」と改称。
1995年6月、厚生大臣より社会福祉法人として認可を受け、7月11日、「社会福祉法人国際視覚障害者援護協会」(International Association for The Visually Impaired=IAVI)を設立、登記。

*2011年現在までの招聘国・地域(17)バングラデシュ、ブラジル、インドネシア、ケニア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ネパール、シンガポール、スリランカ、スーダン、タイ、ベトナム、韓国、中国、台湾

事業内容

(1)相談事業
◇視覚障害者の国際交流に関する支援活動
・海外からの留学生・研修生の受け入れ及び日本での就学・研修を支援
・海外の視覚障害者団体との交流
・日本の視覚障害者に対する海外への留学・研修の相談
・海外視覚障害者団体への用具に関する情報の提供と支援
◇海外視覚障害者の福祉、生活環境等に関する調査研究
◇在日外国籍視覚障害者に対する各種相談、支援
◇全国の視覚障害者団体、盲学校、視覚障害関連施設との連絡、調整
◇各種点字出版、視覚障害関連図書の作成と販売
◇ボランティアの育成、点字通信教育、SP(音声)コードの作成等

応募から留学終了までの流れ

応募規定に基づき書類を提出し、選考を通過された方には、点字の教材を送ります。
合否決定までの間、各自日本語の勉強を続けていただきます。
その後、日本語及び日本語点字の習熟状況を確認し、留学生としての合否を「留学生選考委員会」で決定します。
来日後は、入学前予備教育として約半年間、協会の施設で日本語・日本語点字、歩行、身辺処理を含めた日常生活訓練を行います。
また、日本事情や日本文化にも触れ、日本の社会福祉制度など、基本的な知識を習得します。
この間、各地の盲学校と相談し受け入れ校を決定します。留学生は盲学校で3年から4年間さまざまな知識・技術を習得し、帰国後は日本で習得した技術・知識を活かし自国の福祉向上に携わっていただきます。