ロータス通信

ロータス通信詳細

NO.252

2012?10?25

今年度、新留学生が来日しました!
    
理事長 石渡 博明

 10月1日、ベトナムからニャさんの後輩で、コアさん(Nguyen Dang Khoa、男性、26歳)、インドネシアからマリアさんの後輩で、ヨフィタさん(Yovita Suryati、女性、25歳)のお二人の留学生が来日、例年通り、舟橋会館で6ヶ月の予備研修がスタートしました。
 10月第1週は、来日に伴う健康診断や役所での各種登録・申精、筑波大学附属視覚特別支援学校の教育相談、ご近所への挨拶回り等、さまざまな日程が続き、本格的な勉強は週明けの9日に始まりました。
 お二人には勉強に励んでもらうのと同時に、スポーツの秋、行楽の秋、実りの秋・・といった日本の季節を楽しんでもらい、友人をたくさん作って、日本での留学生活を充実したものにしていってもらいたいと思っています。本号には、お二人の簡単な自己紹介も掲載しました。
在学中の留学生ともども、ご支援のほどをよろしくお願いします。
この春帰国した元留学生のお二人から、元気な便りが届きました。


◎今年帰国した留学生からの近況報告◎

「通訳としても活動を」
ダムディンツェレン・ニャマフー(モンゴル)

私はモンゴルから留学し、日本では、三年間按摩・マッサージ、鍼、灸士になるための勉強をしました。
学校の先生や、IAVIのみなさんのおかげで、無事に卒業でき、とても嬉しく思っているのです。母国に7月に帰国してから、二ヶ月ほどとなっています。これから、モンゴル盲人協会の職業訓練センターで指導者として働くのですが、それとともに日本語の通訳者としても働きたいと考えております。
これを踏まえて、8月に日本の先生方が、モンゴルにいらっしゃったときに私は通訳させて頂いたのです。
そのときに母国だけれど、見たことのもない、行ったこともないところなど、沢山のことを体験できてとても、楽しくて嬉しかったです。
そのことで、感じたのは、私は日本語を覚えたので、大丈夫だと思っていたのは、全然違っていて、専門的な用語に詳しいのですが、一般的な言葉や、社会的な言葉などがかなり、不足しているのを実感致しました。それで、先生方に通訳しているのにい252-1.JPGろいろな言葉を聞いて教えて頂きながらも覚えたり、していました。
これからも、日本語の勉強も続けて行きたいと思っております。
日本語を初めから、教えて下さったIAVIの日本語の先生方に心よりお礼を申し上げます。一番最初に日本に行った時に、IAVIのみなさんや、日本語の先生方が赤ちゃんのような私たちを迎え、日本の新しい生活や、みなさんと会話をする言葉まで教えて下さって、学校に送り、そこで、将来に向く導きを描いて下さいました。本当にありがとうございました。
日本にいるあいだに、学校とIAVIを始め、日本人のみなさんに大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
私は、これからも、頑張って行きますので、これからも宜しくお願い申し上げます。

 

「仕事とスポーツに全力で」


タン・リー・メイ(マレーシア)


こんにちは。今年3月15日筑波大学附属特別支援学校理療科を卒業したマレーシアの留学生のタン・リー・メイと申します。
今回、ロータス通信に帰国してから何をやってるか、少しですが報告させていただきます。
私がマレーシアに帰国してからだいたい5ヶ月たってます。この期間のあいだに就職やスポーツのことを少しずつはじめました。

まず就職について書きます。
日本にいた時、鍼・灸やあん摩や指圧など学びました。そして国家試験を受けおかげさまで受かりました。いま鍼、灸、とあん摩の免許をもってます。
今年7月1日マッサージのバイトをはじめました。それはマレーシアの首都クワラルンプルでやってます。私は3件のマッサージのお店でバイトをやらせていただいてます。今回はお客さんが予約してから店のほうに私を電話してマッサージに行きます。現在その形になってます。2軒のマッサージの店は一つの場所にありますがもう一つは少し遠いです。 行く時バスに乗ります。
 そしてこの何ヶ月はじめて仕事をしているとき一つのことを経験してます。マレーシアではオイルマッサージがとても多いです。ほぼマッサージのお店に行けばオイルをやってます。
私はオイルマッサージのやり方を全然し知らなくて最初の時困りました。それでお店の院長とか同僚とかとてもわたしにたいしてオイルマッサージを252-2.JPGいっしょうけんめい教えてくれたり、一緒に練習したり、今おかげさまで少しできるようになりました。今私はお客さんをもむことができました。
私は日本で習ったあん摩と今練習してるオイルマッサージを合わせてやります。お客さんの反応はとても良かったです。わたしはこのマッサージの世界にまだまだ新人だし、たくさんたくさん知らないことがありますが、毎日経験を積み重ねて楽しくやってます。

次に、スポーツの話ですが、私は日本に留学した前にスポーツをやりました。
正式に2005年、初めてマレーシアの代表に選ばれてパラアジア大会に参加しました。そのあと幾つか大会に行きました。2008年から日本に留学した。私は陸上のなかで砲丸投げと円盤投げを練習します。 
今、先月からまたスポーツの練習が始まりました。一週間の中で3回やってます。
今年の12月マレーシアの中で障害者の一番大きなスポーツ大会が行われます。それは2年に1回やってます。私は、今それを目指して練習してます。
以上報告です。日本のみなさん、いつもいつもIAVI の留学生を応援していただいてまことにありがとうございます。本当に感謝しています。今後も応援よろしくお願いいたします。

 

◎新しい留学生が来ました◎

どうかよろしくお願いいたします。なお、詳しくは入国介助の報告を含めて次号にご期待ください。
留学生の10月2日時点での自己紹介文です。(原文そのままです)。

★ヨフィタさん


はじめましてー。
わたしの なまえわ ヨフィタ (Yovita) と もーします。
わたしは インドネシア(Indonesia)の から きました。
いま わたしわ 25 さい です。
わたしの しゅみは うたを うたいます。
どーぞ よろしく おねがい します。


★コアさん


わたしわ コアともーします。
ベトナムから きました。
ことしわ 26さいです。
いま にほんに とーきょーと あるに こくさい しかく しょ
ーがいしゃ えんご きょーかいに すでいます。
いま わたしわ にほんごの でんじと ほーこー くんれんを 
べんきょー しています
どーぞ よろしく おねがいします。

◎歌声に励まされました
―温かなご支援に感謝


9月16日(日)午後2時30分より開催された第13回トケ・トスカーナ チャリティーコンサートへ出席しました。
 IAVI行事と重なったため 252-3.JPG
に理事長以下留学生が出席で
きず、ニヤさんと介助者と3
人で出席しました。
昨年、第12回同コンサート
での募金をIAVIへご寄付
下さったことへのお礼と感謝
を述べました。ニヤさんに感謝状を
読んでいただき、代表の立川様へお渡し いただきました。
日本の歌・イタリアの歌と題されたコンサート。練習を積み重ねた皆様の力強い歌声、やさしい歌声、ピアノ伴奏の響き、司会の方の開設に心が和み、励まされました。
毎年歌いこまれた曲には、ニヤさんとも「ああ、この歌だね」とまた聴くことができ、さらに深みを増している声に感動の言葉がでました。そして今年も会場での暖かな募金をご寄付頂きましたことをご報告します。

◎留学生が真剣に報告◎


9月16日(日)、夏休みを故郷で過ごした留学生が勢ぞろいして、「連続講演会 日本とアジアの視覚障害者事情 第2期・第1回」が開催されました。それぞれが調べてきた自国の視覚障害者事情について報告しました。
障害者の自立に向けた法律の整備が進んできたことの報告などもありました。調べてきたことを積み重ねていき、常に問題意識を持っていくこと、これらは帰国後に日本での勉強の成果を発揮させるために非常に大切だと感じました。

連続講演会  日本とアジアの視覚障害者事情 
第2期・第2回
「アジアのマッサージ事情と私達の課題」
アジアのマッサージ事情をお話していただき、私達がどのような支   
援をしていけばよいのかを提案していただきます。
日時:2012年11月17日(土) 13:30?15:30
講師:乗松利幸(埼玉県立特別支援学校塙保己一学園教諭、
 IAVI評議員)
場所:国際視覚障害者援護協会「舟橋会館」3F 多目的室
(板橋区蓮沼町20?18 都営地下鉄三田線「本蓮沼」駅
A1出口下車徒歩3分)
定員:30名(定員になり次第締め切ります。
お申し込みはお電話または e-mailにてお願いします)
会費:無料
電話:03?5392?4002/ e-mail:info@iavi.jp
主催:社会福祉法人 国際視覚障害者援護協会
後援:社会福祉法人 板橋区社会福祉協議会

★2013年度 新年会のお知らせ★
少し早いですが、来年の1月19日(日)午後2時から午後4時30分までIAVIの新年会を開催します。楽しい手作りの会を考えています。詳細は次号でお知らせしますが、日程だけは空けておいていただきますようにお願いいたします。

= 編集後記 =
先日韓国から3人の若い視覚障碍者が日本旅行に来ました。「自立の旅なので、楽しい思い出が作れるように」と、元留学生のオ・テミンさんからの依頼でした。
いろいろ観光しましたが福祉会館で企画された交流会が何より感慨深いものだったようです。眼の病気の治療の話し、本をどのように読んでいるか、どんな仕事をしているのか。このような問題で話しは盛り上がりました。 今度は私たちが韓国を旅行しましょう。(愛)

◎投稿のお願い◎
「ロータス通信」では読者の皆様からのお便りをぜひ紙面でご紹介していきたいと思います。どうか毎日の生活で感じたことなどをお知らせいただければと思います。双方向の「ロータス通信」作りに向けて皆様のお力をお貸しください。

= 業務日誌 =
8月 6日 ベトナムのソンさんとスカイプで会話。
      上野さん来館、『ロータス通信』編集作業。
8月15日 ベトナムのスイェンさんのお母さん亡くなる。
8月17日 高橋理事のご子息・高橋和寛さんのお通夜に参列。
8月18日 高橋和寛さんの告別式に参列。
8月23日 『ロ―タス通信』発送作業(お互いさまネット)。
      お互いさまネット、月例会に参加。
8月24日 日盲社協出版部会、中間会議に出席。
8月29日 八王子盲学校「あいサポート研修会・相談会」に参加。
8月30日 モンゴルのガンゾリクさん来日。
9月 2日 スーダン障害者教育支援の会、総会出席。
9月 6日 ADDP(アジアの障害者活動を支援する会)訪問。
9月14日 クトロバッツ・ピアノコンサートに引率。
9月15日 板橋区障害者スポーツ大会に参加。
9月16日 連続講演会「アジアの視覚障害者事情」第4回開催。
      トケ・トスカーナ演奏会に出席。
 9月21日 日本語講師打ち合わせ。
 9月27日 ベトナム・インドネシアへ入国介助に出発。
       インド盲人協会理事等、6名が来館。
10月 1日 コアさん、ヨフィタさん、来日。
10月 2日 ガンゾリクさん、来館、宿泊。
10月 3日 筑波大学附属視覚特別支援学校教育相談に参加。
10月 9日 日本語研修開始。
10月11日 新井、石渡、平塚盲学校訪問。

「ロータス通信」への広告掲載をお願いします。
「ロータス通信」は年6回、偶数月に発行しております。
国際視覚障害者援護協会の機関紙として、活動内容の報告、招聘した留学生の紹介、帰国した留学生を通した各国の視覚障害者事情の紹介、日本と各国視覚障害者の交流活動の紹介や国内でのさまざまな交流活動の紹介、会員や読者の皆様の交流等、バラエティーな記事内容を目指しております。
また、墨字版だけでなく点字版やテープ版も発行しております。今後、読者参加の紙面づくりに力を入れていきながら、さらに各方面に会員読者も広げていきたいと考えております。それと共に、財政的な基盤作りの為に、企業・団体の皆様に、ぜひ広告掲載をお願いしたいと思います。

広告掲載費(いずれも1年間)
1ページ=5万円       半ページ=3万円
なお、毎回でない掲載方法もありますので、お問い合わせください。
〒174-0052 東京都板橋区蓮沼町20-18
電話03-5392-4002 FAX03-5392-4128
e-mail:info@iavi.jp  (お問い合わせ:新井まで)